シェイクスピアかるた

今日ご紹介するのは絵本ではなく
かるたです。

昨日レッスンの終わりに高校生と楽しんだのがこちらの
「シェイクスピアかるた」です。

ずいぶん前に入手して
しまったままでしたが、

現在は下のものに
改訂されているようです。

私が学生のころ言われたのが

英語を勉強するなら
マザーグースと
聖書と
シェイクスピアは
必ずやりなさい。

でした。
それらは欧米の人たちの一般常識や教養なので
これを使った比喩が文中に出てきたりするので、
知らないと理解できないことがあります。

例えば ある新聞記事の見出し:
All the king’s horses and all the king’s men
とありました。

記事の内容は忘れてしまいましたが
この見出しが言いたいのは
「取り返しのつかない事態が起きた」
ということ。

なぜかわかりますか?
ポピュラーなマザーグース、
ハンプティダンプティの歌は

塀に座っていたハンプティダンプティさんが落っこちて
卵だから割れてしまった!
王様の馬と家来全部が来ても
(All the king’s horses and all the king’s men)
元通りにくっつけられなかった

という内容なのですが、
ここから 持ってきたフレーズで
読み手は意味が分かるんです。

これを知らないと、
何のこと? ってなりますね。

これは、マザーグースの例でしたが
聖書やシェイクスピアの有名なフレーズも
こんな風に使われます。

シェイクスピアの作品は
「ロミオとジュリエット」などが
学校で課題本になったりしますが
ほかの作品も ぜひ楽しみたいですね。



久しぶりのシェイクスピア

昨日は、シェイクスピアの劇が上演されると知り、
藤枝文化会館へ

原田晶子先生にチケットを買っていただいて
初めての場所です。

でも、実は家の側のバス「丸子線」を
いつもの静岡方面ではなくて
反対方向に乗れば行ける!と気がつきました。

往復1200円はちょっと痛いけど、
会場までの、岡部、藤枝の町並みは
途中下車したくなる 興味津々がいっぱいでした。

お芝居も、たった6人の俳優さんが
すばやく変化して何役かこなし
動きに切れがあり、歌声がすばらしくて
小さなお子さんも笑わせるユーモアありで、
何十年ぶりに シェイクスピアを堪能しました。

 

 

さて、シェイクスピアは

英和短大の英米文学科時代に学んだのですが。
ある日仲間の1人、Sさんが、
「ひとみさん、シェイ研作らない?」

シェイ研? なにそれ?
と思ったら、「シェイクスピア研究会」でした。

そこで早速、その時の仲間数人と研究会発足。
その年の秋の文化祭で「リア王」を上演することに。

衣装は 同時に「手芸研究会」も発足させたAさん担当。
でも 自分達だけでは間に合いそうにない。。。

その時顧問の先生が、
「シェイクスピアなら県大の小田幸雄先生。
衣装もお持ちだから、相談しては?」
と、アドバイスいただき、早速県大にお邪魔して
衣装をお借りし、無事上演したのです。

昨日の上演は 主宰が小田幸雄メモリアルの方々で、
先生の足跡も展示されていました。

 

50年前に想いが飛んで、
長文になってしまいました。