「ひらがなが書けた!」と「ABCが書けた!」は違います。

ここで言いたい「書けた」は、
例えば 「あ」と聞いて「あ」の字が書ける、
「エイ」と聞いたら「A」と書ける
ということを指しているのですが、

「あ」と聞いて「あ」と50音全部書ける子は、
「さくら」とか「おひさま」とか 単語を言われてもかけるし
ひらがなで書かれたものは読めます。

でも アルファベットの26文字を「エイ」と聞いて「A」と書けるようになっても
「ネコは英語で?」とか「catと書いてみて。」と耳で聞いても書けません。
「シー、エイ、ティー」と言ってもらわないと書けません。
「cat」と書いてあるのを見ても、「シー、エイ、ティー」としか読めません。

「ABCが全部書ける様になった!」は 嬉しいけど、
「ひらがなが全部書ける様になった!」とは違うんです。
「エイ、ビー、シー」は文字の名前です。
これを先に覚えると、英語を読もうとしたときにこれが浮かんで
かえって読みにくいこともあります。

なので、順番としては 先ず
「A,a」は「ア」(ここではカタカナで書いていますが、実際の音はカタカナの「ア」とは違います。)と、音を先に知った方が読み書きがスムースに運びます。

この 英語の文字の音の決まりを フォニックスと言います。

 

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