私のエッセイ

静岡ビジネスレポートさん12月5日号に、
エッセイを掲載していただきました。

“私の大切な”思い” と言うテーマで
何年も続いている 女性のリレートークです。

お友達の
マージュさんからバトンが回ってきました。

締め切りはあるし、写真も添えなければならないし、
困ったな~ と思ったのですが、
お引き受けして、
自分の思いをまとめることが出来る
とてもいい機会となりました。

「メリー・ポピンズはイギリスのお話に出てくる乳母、子どもたちに苦いお薬を飲むのも、面倒なおもちゃの片付けも、歌いながら楽しくやらせてしまいます。彼女のように、「子どもたちに嫌いだ、面倒だと思わせず、楽しく英語を学ばせたい」との想いで今の教室を始めて、いつの間にか37年が経ちました。

気が付くと私は大きな望みを抱いて冒険するという人生を歩んでいません。少し残念にも思いますが、生徒さんたちが英語を道具の一つとして活用し、自分の望んだ道へ進むのを見ているのもいいものです。

巣立って行った生徒さんたちと再会して、望んだ道で活躍している事とか、「英語では困らなかった」「英語の先生になった」などと聞く時、この仕事をやっていて本当に良かったと思います。来年は6回目の年女、そろそろ引退を考えてもいい年齢かもしれませんが、まだまだ続けるつもりでいます。

子どもたちに希望を持ってもらうには「年齢を重ねても楽しいことがいっぱいあるよ!」という前向きな背中を見せることです!なんて ちょっと格好つけてみましたが、実は生徒さんたちがいてくれるから、その夢を一緒にみさせてくれ、叶えてくれるから、意欲的に生きられているのです。生徒さんたちと一緒に、Jリーガーにも、俳優にも、海上自衛隊員にもなった気分でいます。

次回は、そんな元生徒さんの一人、フルート奏者として地元でコンサートを企画運営されている、青島由佳さんにバトンを渡します。」

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